皆さんこんにちは! メカニックの石井です!!

 

先日将棋界で珍しい出来事が起きました!

ニュースで見た方もいらっしゃると思いますが、藤井聡太八冠と伊藤匠七段の同学年対決として注目された棋王戦第一局

結果は・・・ 引き分け!!! 引き分け( ゚Д゚)!?

将棋って引き分けあるの???

実はあるんだそうです!!かなりレアなケースですが“持将棋”という、双方の玉(王)が相手陣地に入玉し、お互いが相手を詰ますことが出来ずに収拾が付かない状態になってしまった場合に適応されるルールなんだそうです。

千日手(決着の付かない無限ループの指し手)は結構ありがちで良く見るんですが、今回まさかの持将棋、なんかモヤモヤ感しか残らない棋王戦第一局でしたね(*´Д`)

2月24日の第二局は波乱になりそう、期待しています。(゚Д゚)ノ

 

 

それでは本題に入りましょう。

今回ご紹介する車両は、前回に引き続きE34 530i V8 エンジンのヘッドガスケット交換

を紹介していきます!!

 

前編では1~4番シリンダー側の作業を紹介させて頂きました。

今回は5~8番シリンダー側の作業です!

何で私が初めに1~4番の作業をやったかと言いますと・・・

そう、こっちの方が明らかに簡単だったからです(゚Д゚)ノ

いやーっ やる前からわかってたんですよね、5~8番側はヤバいってことを(経験上ね)

何でかって言うと、こっち側に部品が集結しすぎててエキマニのナットが外せない、そもそも見えないし触ることすらできない(´;ω;`)ウゥゥ

という事で“逃げ”もここで終了。いよいよ、本丸を手掛ける時が来ましたね!

どのみち後は無いし、やっていきましょう(`・ω・´)シャキーン

 

まずは、オイルフィルターハウジングごと取り外します。

そもそもこれがタイミングチェーンケースのフロントカバーに固定されているので取り外しは必須。これはE34ならではの大変なところですね、これがE38のM60エンジンだったらこの工程は無いんですよ、エンジンルーム広いですからね・・・

 

そしてオイルまみれになりながらパワステのタンクとポンプを取り外します。

もうスイッチ入っちゃってるんでオイルが垂れてこようがなんだろうが無心で淡々と進めちゃいますよぉ!

 

何とかオルタネーターまで外れました!

これでいけるだろう! と思いきや・・・  駄目でした(ノД`)・゜・。

でも大丈夫!私に外せないものはない!わはははhhh・・・

 

ジャーンΣ(・ω・ノ)ノ!

結局、エンジン持ち上げましてぇ、何とかシリンダーヘッドの摘出に成功ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

 

はい!ここからは、前回同様ヘッドのオーバーホールを行い、仮付けまで完了です!!

すいません、滅茶苦茶大変だったのでオーバーホール時の写真は省略しました(>_<)

何とか山は超えましたので、あとは外しまくった部品達をどんどん組んでいきます!

 

ようやくエンジンがかけられる所まで組み上がりました!!

かなり大掛かりにばらしているので念入りに再チェックを行います。

問題が無い事を確認し、いよいよエンジンスタートです!!

 

よっしゃー!無事一発始動です。ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

いやー 何度やっても重整備後のエンジン始動は緊張しますね!

あとは念入りに試運転(通常よりも長めに行います)とチェックを行って作業完了です!!!

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回は重い作業だったので、前編、後編にかけて記事にしてみました。

最近は、当社でもSNS担当が若手の担当になったりして、この「不定期日誌」の影が

薄くなっているかもしれませんが、これからも、滅多に見られない作業の紹介や「新アイテム」の紹介など、私の独断と偏見で書いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

それでは、また次回の「不定期日記」をお楽しみに!!!

 

サービス部 石井 直人